血栓症

今日、2025年1月20日(月)は、二十四節気の大寒です。

 

大寒とは、一年でいちばん寒さが厳しくなる日です。

 

2025年2月2日(日)の節分までの約2週間は大寒期とされています。また、1月20日は血栓予防の日です! 大寒は1年の内でもっとも寒くなり血栓ができやすい時期です。

 

この日から1ヵ月を「血栓予防月間」としています。

 

寒い時期は、体内の熱を外へ逃がさないように血管が収縮し、 血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなります。また、熱いお湯に入浴すると血小板の働きが活発になるため、血栓が発生しやすくなるそうです。

 

熱いお湯につかると大量の汗をかくので、血液中の水分が減り、血液の粘度も高まります。 お湯の温度は42℃が適温ですが、血栓を溶かすt-PAが約40℃のお風呂に浸かることで増加するそうです。

 

より血管を丈夫にしてくれそうですね。ぬる湯の長湯でスーパー銭湯の炭酸泉がおススメです。

 

また、血栓症を予防するためには、水分を十分に補給することが大切です。

 

長時間のデスクワークや乗り物移動では、時々足首を曲げ伸ばししたり、両脚のマッサージも有効です。頭痛やめまい、耳の不調の改善や血流改善に、後渓(こうけい)をおすすめします。

 

小指の爪の付け根の外側で、爪からわずかに離れた所にあり、血流を改善する効果のあるツボと言われています。肩こりや首こりの改善が期待できる他、風邪の症状などにもよいとされています。

 

手の甲で、小指の付け根の側面にある小さな骨の出っ張りの下あたりです。
手を握ったときにできる小指のシワの先端にあります。

 

寒いので、お身体を温めてお過ごし下さいね。

動脈硬化が進んだ血管の状態の写真

血栓症とは?

血栓症とは、血液中でできた血栓(血の塊)が血管を閉塞することで、障害を引き起こす病気のことです。血液が流れなくなると、その先の細胞に栄養が届かなくなるため、細胞が壊死して機能障害が起こります。

 

ゆえに血栓症は予防をしっかり行いながら、定期的な検査で兆候を発見することが大切です。

 

骨は骨、筋肉は筋肉、腱は腱を動くようにして、血液の流れ、リンパの流れ、氣の流れ、を良くして各治療や運動、日常の生活が楽になるように身体をリセットさせ、体のあらゆる不調を改善させていくあなただけの為にある特別な施術が天城流プレミアム整体となります。(病気を治す施術ではありません。しかし血栓症にならないよう予防することはできます。)

血栓症の写真

血栓症の種類

血栓症は血栓ができる血管の種類によって、動脈血栓症と静脈血栓症の2つに分けられます。

 

血栓は血流に乗って移動するので発症する場所はさまざまですが、それぞれ血栓のできるメカニズムには特徴があります。

 

血栓症の原因と引き起こす疾患を解説したのちに、メカニズムを簡単に解説いたします。

 

○ 動脈血栓症の原因と引き起こす疾患

動脈は心臓から出て酸素や栄養を運んでいる血管のことです。
そこに血栓ができるメカニズムはさまざまですが、主に脂質や糖の異常、脱水、不整脈、弁膜症、血管炎、血管内皮細胞の損傷から血小板の活性化などをきっかけにして血栓が起こります。

 

動脈血栓症が原因となり引き起こす疾患について

・脳梗塞
・心筋梗塞
・下肢動脈血栓症 など

があります。

 

動脈血栓症は、生命に危険を及ぼす病気を引き起こします。

 

生活習慣病と呼ばれる「脂質異常症」や「糖尿病」などは、これらの病気の引き金になるため、日頃からできる予防を行うことが大切です。

 

体のあらゆる不調を改善させていくあなただけの為にある特別な施術が天城流プレミアム整体痩身整体となります。(病気を治す施術ではありません。しかし血栓症にならないよう予防することはできます。)

 

○ 静脈血栓症の原因と引き起こす疾患

血管には2種類あり、動脈と静脈に分かれています。
動脈は心臓から体の末端に向けて血液を送り、静脈は体の末端から心臓に向けて血液を送ります。

 

動脈は心臓のポンプ作用で血液を流しますが、静脈は筋肉を動かすときのポンプ作用の力で血液を流します。

 

ゆえに体を長期間動かさないような状態を続けると、体の筋肉を使わないために静脈血栓症が起こります。

 

・長時間座位による下肢の圧迫
・ギブス固定
・長期臥床(※ベッドや寝床に長く横になっていること)
・肥満  など

妊娠中の女性の場合には、長時間横になるために血液が滞りやすい危険性があります。

 

静脈血栓症が原因となり引き起こす疾患について

・深部静脈血栓症
・肺血栓塞栓症
・腸間膜静脈血栓症 など

 

深部静脈血栓症とは、いわゆる「エコノミークラス症候群」のこと。

長時間同じ姿勢を取ることで、深部の静脈に血栓ができやすくなります。
また、できた血栓が肺に飛ぶことで「肺血栓塞栓症」が起こります。

血栓症の種類の写真

血栓症が起こる原因

血栓症が起こるのは血流、血液、血管のいずれかに異常が起こるためです。

それぞれ単独の原因で血栓症が起こる場合もありますが、基本的に相互に関係して血栓症を引き起こします。

 

○ 血流異常による血栓症

血流が滞ることで血が固まりやすくなります。この血栓が血流に乗って別の血管に運ばれ、血管を詰まらせてしまうことがあります。 これが脳塞栓(脳梗塞)や心筋梗塞が起きる原因です。

 

血流が停滞する原因はさまざまですが、

 

・筋肉の力が低下して血液が停滞

(同じ姿勢を取ったり、筋肉自体の衰え)

 

・血液がドロドロになって通りが悪くなる
(血管内に腫瘍ができていたり、脂肪が増えていたり)

 

などがあります。

 

○ 血液異常による血栓症

血液には血管が傷ついて出血した場合に固めたり、反対に固めたものを溶かしたりするシステムが備わっています。

 

これらのシステムに異常が起これば、血栓症が起こりかねません。

 

例えば「固めるシステム」が過剰に働く状態になっていれば、血栓が異常に増え、血栓症を生じさせることになるのです。

 

血液の凝固を促進する要因として

・悪性腫瘍
・ピルの服用
・女性ホルモン剤

などが挙げられるでしょう。

 

○ 血管異常による血栓症

血管の内側には「血管内皮細胞(内膜)」があります。

 

血管内皮が傷ついてしまうと、傷ついたところからコレステロールが流れ込み、「プラーク」と呼ばれるお粥のようにじゅくじゅくした塊を形成。

 

この塊が壊れると、固めようとするシステムが働いて血栓が作られます。

 

プラークができると血管は硬くなります。本来の健康な状態のように伸び縮みしづらくなるため、血液が流れにくくなり、さらには血栓を作りやすくなります。

血栓症が起こる原因の写真

血栓症の症状

下肢の静脈に血栓ができた場合、ふくらはぎや太ももに「痛み」「あかみ」「腫れ」「突っ張り」「脚のだるさ」などの症状がみられます。

これらは主に静脈血栓症でみられ、女性に多いとされています。
血栓症といってもできる場所や運ばれた場所によって障害される機能は異なりますが、心臓や脳に運ばれると生命に危険のある異常もみられます。

 

 

血栓症の兆候の写真
血栓症のこんなサインに要注意の写真

のぶ整体院